第14回「ゆっくり建築中3」

2023年11月23日

内部の下地工事が終了し、外部の工事に入りました。

東側玄関に至る通路に庇がつきました。

 

軒天の写真も併せてごらんください。

 

建築中16
建築中17

 

外壁は、杉板を縦に貼ります。

杉板を貼るために胴縁を横に取付ます。

 

侵入した雨水を逃がすため、

胴縁に溝を付け雨水が下に流れ落ちるように加工してあります。

 

胴縁に半丸の溝があるのがわかりますか。

 

建築中18
建築中19

 

外壁の杉板の裏側に、溝を付けてあります。

これを真鍮の釘で、打ち付けてゆきます。

 

先端がスクリューになっています。

天然の板なので、将来反ったりします。

反りやゆがみにより板が浮かないようにするため対策です。

 

この杉板を、斜め下側から真鍮の釘で打ち付けます。

釘を斜め下側から打つことによって雨水が内部に留まらず、

下側(外部)へ落ちやすくするためだそうです。

 

親方口は悪いですが結構、気遣ってくれてます。

(ここで当たり前と言ってはいけません)