第16回「ゆっくり建築中5」
2023年11月25日
外壁工事が完了しました。
杉板と杉板の間に隙間を空けて貼り、
その隙間の上に押縁(縦の細い木)を貼ります。
この施工方法の良いところは、後日、杉板が痛んだ時、
一枚、一枚剥がして、部分的に貼り直しができます。
かつての日本人が考えたエコですね。
サイディング張りのように、
10年後、目地のコーキングを打ち直す必要がありません。
後日にかかる、メンテナンス費用を抑えることができます。
何せ「人生、第4コーナー」を周っていますから、
この先、多大な費用発生など、滅相もありません。
外壁工事に、朝8時から夕刻まで作業し、
1週間強の日数がかかりました。
何枚の杉板と、真鍮釘を打ったのでしょう。
親方の労苦に頭が下がります。
決して、「親方、結構変態⁈」とは口が裂けても言えません。
後日、ブログを見た親方から連絡があり、
「1週間で終わるわけないじゃんか!!3週間かかったんだよ!!」
と、怒髪天を衝く勢いでクレームがありました。