第22回「ゆっくり建築中11」
2024年03月04日
造作工事が終わり内壁の仕上げに入りました。
そうそう、換気扇がつきました。
ボードの継ぎ目、ビス頭にパテをします。
その上に1回、壁全体にシーラーをかけます。
結構な手間です。
仕上げは親方お奨めの
「クライデツァイト・マーブルフィール」というドイツの自然素材の塗壁です。
商品説明はこちら↓
「高級感のあるコテ塗り仕上げ。
大理石の骨材と石灰を主成分とし、コテによる多彩な表現が楽しめます。
硬化するので傷や汚れも付きにくく、扱いやすい塗り壁材です。
また強アルカリの性質によりカビの発生を抑えるので、浴室にも使用できます。」
というわけで、途中が抜けていきなり仕上がりをご覧ください。
寝室です。
この素材は調湿効果もあるようです。
奥さん
「旦那の加齢臭も吸収してくれないかしら。」とのことです。
写真ではわかりづらいですが、
仕上がった壁に凹凸があるので、
照明に照らされると微妙な陰影が出ます。
夜になるといい雰囲気が出ると思います。
木の風合いにとてもマッチしていると思います。
(マッチなんて言葉、最近使うの?やはり、昭和?)
塗壁というと、仕上がった後、
壁材がポロポロ落ちてくるイメージですが、
こちこちに固まっているので心配なさそうです。
こちらはウオーキングクロゼット内部です。
部屋と同様に仕上げました。
旦那が
「クロゼットにこれはもったいないね。」と言うと
奥さんすかさず
「あんたの部屋にしてあげるよ。ここで寝なさい。」とのこと。
旦那の寝室に決定したようです。