第4回「いよいよ」
2023年09月06日
最終図面が固まったところで、確認申請に入る。
ここも旦那の同窓生(一緒に通学した)の1級建築士に、お友達価格でお願いする。
この2か月前から、家の中の片づけに入る。何せ3階建て、亡くなった両親の荷物がすごすぎる。
布団・座布団(母ちゃん、お客さんなんて来ないのに何でこんなにあるの)。
洋服(デパート勤務だった母、品物は良いものばかり。丁寧に保管してあり中には一度も着ていない物も)
姪っ子を呼んで持っていかせるもまだまだある。
極めつけは高級毛皮コート。元町の買取屋の持ち込むも2着で1,000円だって。
旦那のお客さんのモンゴルの方に進呈。たいそう喜ばれる。
靴(同じく、デパート勤務~。あんたはイメルダか《古!》 )
ルームランナー・マッサージチェアー、大量の鍋釜、粗大ごみに無料廃品回収と毎週出し続ける。
何年前に作成かわからない果実酒。
最後には片付けきれずに断念。
旦那取引先の解体屋さんが現場に乗り込む。「こんなに荷物が残っているのぉ~」
旦那、頭かきかき「すんません。追加料金払いますから…」
解体屋さん「まぁ、なんとかしまっさ」とありがたいお言葉。
新婚時、奥さんを迎えるため建てた家、1週間で更地に。
感傷に浸る間もなかったとさ。
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